Environment Modules
Abstract
Environment Modulesとは何かを一言で言うと、使うソフトウェア等のバージョンを切り替えるためのツール。gccのバージョンを切り替えるのに、PATHやLD_LIBRARY_PATHなどの環境変数を都度編集して使用するのは面倒。ここで、Environment Modulesはソフトウェアのバージョン切替に必要な設定などを自動で行ってくれる。
Environment Modulesでは、例えば
$ module load gcc/XX
とするだけで、gccのバージョンXXを使うのに必要な環境変数が設定される。
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| module avail | システムに用意されているモジュールの一覧を表示する |
| module load | モジュールを現在の環境に組み込む |
| module list | ロードされたモジュールの一覧を表示する |
| module unload | ロード済みのモジュールを環境から外す |
ログイン時の自動組み込み
ログイン時にモジュールが自動的に組み込まれるようにするには、.bashrcや.cshrcなどの環境設定ファイルを使用する。例えば、ログインシェルにbashを使用している場合は、ユーザーのホームディレクトリにある~/.bashrcファイルに以下のようにmoduleのロードコマンドを組み込む。
# if the module command is defined, $MODULEPATH will be set
if [ -n $MODULEPATH ]; then
module load module_name
fi
設定例
こちらを参考にする:
Intel OneAPIでは、自動的にEnvironment Modulesのセットアップを行うスクリプトが用意されている為、こちらを使用する。